Last updated: 2024/06/30

あやとりトピックス 251-260

第33回野口廣記念あやとり講習会・検定報告 2024/06/30

2024年6月22日(土)の午後に東京代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで、第33回野口廣記念あやとり講習会と検定が行われました。

梅雨の時期で前日の東京はどしゃぶりの雨でしたが、当日はからりと晴れた初夏の1日となり、会場となったセンター棟4階の教室の窓からは緑の木々の葉が青空に映えて、心地よい空間を作り出してくれていました。

今回も関東一円だけでなく、関西方面や九州からの参加者もおられて、和やかな楽しい会となりました。

会の始めに世話人の野口ともの挨拶があり、続いて各指導員方たちによるあやとりの実演が行われました。最初は初級の青木萬里子先生が「お星さま」「流れ星」「七夕」等お星様シリーズを紹介して下さいました。続いて伊藤ひで先生が初心者のために「パンパンほうき」「おうむ」「はたおり」等動かして遊ぶあやとりを紹介して下さいました。初級の最後は吉井よし子先生がアフリカのあやとり「バトカ峡谷」「草ぶきの小屋」を紹介して下さいました。

中級は竹原庸光先生がアラスカのあやとり「かもめ」とカナダ先住民のあやとり「2匹の子鹿」を紹介して下さいました。続いて中級は吉田仁子先生がアメリカ・ナバホの「ナバホの蝶」と「いなずま」を紹介して下さいました。

上級はまず杉林武典先生が「はしご連続取り」を、服部知明先生がカナダ先住民のあやとり「白鳥」を実演して下さいました。

最後は前年に「あやとり教室指導員」の資格を取得した3人のお子さん達による実演で、藤本湊大君がナウルのあやとり「テリハボクの花」を、栗田亮佑君がパプアニューギニアのあやとり「天の川」を、金政奏佑君がツバルのあやとり「潮の満ち引き」の実演をして下さいました。あやとりはお子さんでも先生になれる素晴らしい遊びです。

先生方の実演の後は、参加者がそれぞれ自分の覚えたいあやとり名の書かれた席に移動して講習会が始まりました。

あやとりが完成すると思わず「できた~!!」という歓声が上がり、あちらこちらのテーブルで喜び合う姿が見られました。こうして時間の経つのも忘れてあやとりに夢中になっているうちに3時の閉会の時間になりました。今回初めて参加した或る大学生が「メチャ楽しかったです」と言って帰られたのが印象的でした。

売店では講習会のテキストとして使用されるあやとりの本の販売や、特注のあやとりひもの販売なども行われました。

午後3時半から、講習会と同会場であやとり検定が行われました。初級は3種出来たら合格です。中級は2種、上級は1種出来たら合格です。最近は1人で何回も受験する人が増えていますが、最高は1日に10回までとなっています。受験を終えて合格証を手にした時の喜びもまた格別のものがあるようです。合格証をかざしながら飛び跳ねて喜ぶお子さん達もいました。

今回は8名の方が初級2枚、中級3枚、上級5枚の合格証を集めて、「あやとり教室指導員」の資格を取得されました。

最後にスタッフ一同で記念写真の撮影を行いました。

「第33回野口廣記念あやとり講習会スタッフ」

講習会の翌日、指導員として参加した少年から以下のような手紙が寄せられました。

「先日のあやとり講習会にて、指導のお手伝いをさせていただきありがとうございました。僕自身も知らないあやとりがあったので、とても勉強になりました!そして、あやとりが好きな方々が沢山集まっていることに感動しました。実際に教えるのは、自分でとるのと違ってとても難しい事でしたが、とても楽しい時間でした。」

以上のように、あやとり講習会は教える方も教えられる方もとても楽しい時間となっています。ぜひ皆さんもこの楽しい、そして脳活性にもなる講習会に参加して共に楽しい時間を過ごしましょう。

報告:野口廣記念あやとり講習会・検定 世話人 野口とも@ISFA & 写真提供:嶋津香